イベントカレンダー
また、本作品は知立の山車文楽新作プロジェクトとして、3年かけて知立オリジナルの新作文楽として、今後何十年、何百年と残るような作品を目指して制作していきます。令和2年度には全三段のうち下の巻(琉球国長線渡来の段)が、令和3年度には中の巻(池鯉鮒の宿対面の段)が文楽化され、今回はプロジェクト最終となる3年目として、始まりの物語でもある上の巻(琉球国使節の段)を文楽化して上演します。
開催日程
2023年3月11日(土)~2023年3月12日(日)11日17:00開演 12日14:00開演
※開場は開演の30分前
会 場
かきつばたホール※未就学児は親子室をご利用ください(要予約・先着順)
※車椅子スペースをご利用のお客様は事前にお問合せください(要予約・先着順)
チケット
パティオしーと会員 | 2,300円 |
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一 般 | 2,500円 |
18歳以下500円(一般・会員とも)
パティオしーと会員 | 2023年1月14日(土)10:00~ |
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一 般 | 2023年1月14日(土)10:00~ |
パティオ池鯉鮒(知立市文化会館)友の会「パティオしーと」のご案内
- パティオ池鯉鮒アートセンター
演目①
或る楽童子の母の手紙(一人語り)
作・演出/木村繁、出演/小林祥子(劇団前進座)
【あらすじ】
かつて薩摩藩の支配を受けていた琉球王府が、将軍家に礼を尽くして江戸へ派遣した江戸立ち。楽童子として江戸立ちの使命を背負い、琉球国を旅立った十五歳の息子を想って綴られた母・カマドの手紙から、玉城楽童子の旅の足跡をたどる物語。
演目②
琉球国使節の段(人形浄瑠璃)
原作/板倉ミチ、作・演出/木村繁、義太夫節作曲/野澤勝平(人形浄瑠璃文楽座)、出演/豊松清十郎(人形浄瑠璃文楽座)、知立山車文楽保存会
【あらすじ】
唐への進貢使では代々楽師として重用され、かつては名家と謳われた玉城家だったが、当主は亡くなり、昨今は家運にも恵まれず見る影もなかった。母のカマドは玉城家の再興を図るべく、息子の恩五良(うみぐる)を楽師にするため家業の長線の稽古に努めさせていたが、叔父の具志堅按司の推挙もあり、恩五良(うみぐる)は無事江戸立ちの楽童子として登用されたのだった。しかし、いざ江戸立ちの出立が明朝に迫る中、玉城楽童子(うみぐる)は消息を絶つ。母のカマドが病気のために床に臥せっていることを知り、家に戻ったのだった。江戸立ちから逃げ出したとされれば家の恥、琉球使節の追手を母のカマドは気丈に追い返し、息子のため、玉城家のため今、生の別れにもなるかもしれない過酷な旅路へと息子を送りだすのだった。
スタッフ
義太夫節作曲・指導:野澤勝平(人形浄瑠璃文楽) 人形振付・指導:豊松清十郎(人形浄瑠璃文楽)
音響効果・劇中歌作曲:ノノヤママナコ 照明:御原祥子 衣裳・人形衣裳デザイン:幅上ちさと 人形衣裳製作:人形劇団むすび座 小道具:小辻賢典(人形劇団むすび座) 舞台美術・大道具:ステージクラフト三舞 舞台監督:近藤朋文 宣伝美術:橋本純司
企画:芹澤由貴(一般財団法人ちりゅう芸術創造協会) 制作:堀川克磨(一般財団法人ちりゅう芸術創造協会)
主催など
主催:一般財団法人ちりゅう芸術創造協会
協賛:知立市・知立市教育委員会
助成:一般財団法人地域創造、文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会
新型コロナウイルス感染拡大防止対策について
・原則マスクを着用ください。 ※入館時及び退館時等、こまめに館内設置の手指消毒や手洗いを実施してください。・発熱(37.5℃以上)や風邪などの症状がみられる方は入場をお断りします。※入場をお断りする場合はチケット料金のみ払い戻しいたします(当日コロナ感染症によりご来場できない場合は公演日の午前11時までにご連絡いただいた場合のみ払い戻し対象となります)。